語学学校の選び方

 

先週末で、通っていた語学学校の授業が終わりました。

当初は内容がわからなすぎて通うのも苦痛だったのに、いつのまにか習慣になると

終わるのが寂しくなります。

長かったような短かったような、不思議なかんじ。

途中休んでいた期間もありましたが、トータル2年半くらい、ドイツ語習得に時間を

かけてきました。

 

そのために語学学校をいくつか通学、体験してきましたが、振り返ってみると、

語学学校に通う以前に、自分に合っている学校を探すのが、一番苦労したと思い

ます。

 

私の場合は、以下のポイントで語学学校を探しました。

 

①日本人が少ない

日本語が話せる環境に身を置いてしますと、ついつい日本語で話してしまうので、

あえて日本人が少なそうな学校を探しました。

多国籍の学生が多い方が、様々な国の文化を知るきっかけにもなりますし、母国で

は得られない体験ができると思います。

 

語学学校でクラスメイトと交流した経験は、私自身にとっても貴重な経験になりま

したし、今でも語学学校で知り合った友人とは、ドイツ語で連絡を取り合っています。

 

語学学校の授業では、ドイツ語をドイツ語で説明するスタイルが基本なので、

日本人向けの学校でない限り、「日本語では~という意味で」とかいちいち教えて

くれません。

何なら授業中質問する時も当然ドイツ語でしないといけません。

 

英語を話せる生徒が多い教室では、英語でも解説してくれることもありますが、

先生側から積極的に英語を使用することは少ないです。

 

「ドイツ語でしかコミュニケーションが取れない」という環境に身を置く方が、

(途中つらいこともありますが)結果的に上達は早いと思います。

 

 

②料金は高すぎず、低すぎず、料金体系が明瞭である

現実的なことを言うと、ドイツ語自体はあまりメジャーではないので、

他の国で使うことはまずないでしょう。

費用対効果で考えると、英語を学習する方が将来役に立つとは思います。

 

一時的にしか使わない言語のために、あまり高額な授業料を払っても・・・と

思われる方もいるでしょう。

かといって、「安かろう悪かろう」がドイツの物価です。

私自身いくつかの学校を受講して、授業や講師の質は料金に比例していると感じ

ました。

 

求める授業の質とご自身の予算に合わせて、ぜひ探してみてください。

体験授業を受けられる学校は、まずは体験授業で雰囲気を確かめてから受講した方

が、イメージが湧きやすいです。

 

公式サイトで料金について明記しているかどうかも、チェックポイントです。

きちんと明示している学校がほとんどですが、私が学校探しをしていた時に、

まれに問い合わせしないと料金がわからない学校があったので、いずれにしても

事前確認は重要です。

 

 

③通える範囲の立地であること

これも、モチベーションのために重要です!

いくら生活に必要とは言っても、電車で30分もしくは1時間以上かかる学校まで

定期的に通うというのは、なかなか大変です。

交通費もその分かかりますし、毎回宿題が出るため、それをこなしていかないと

いけないので、ある程度通いやすい立地にある学校の方が継続しやすいと思います。

 

今はオンラインコースを提供している学校も多いので、家事や育児で忙しくて通学

は無理という方は、オンラインで受講するのもアリだと思います。

 

 

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シンデレラ~Three Wishes for Cinderella~

 

先日、ドイツ語の勉強も兼ねて、ドイツ版シンデレラを観てみました。

 

Drei Haselnüsse für Aschenbrödel

英訳:Three Wishes for Cinderella 

 

1973年製作の映画ですが、ドイツ人の友人曰く、クリスマスや年始に家族で観る

定番の映画だそうです。

特にオープニングに流れるテーマ曲が有名らしく、メロディを聴くだけで

シンデレラだ!とわかるそうです。

 

Drei Haselnüsse für Aschenbrödel (1973) BLU-RAY TRAILER [HD] - YouTube

 

ディスニー版のシンデレラのストーリーが世界的には有名ですが、

やっぱりドイツ生まれのグリム童話をドイツ語でも観るという経験ができて、

良かったです。

 

ドイツ語の表現自体もそこまで難解ではないですし、ストーリーを知っているので

逐一調べなくても想像できる部分も多いかと思います。

 

個人的にディスニー版と比較してツッコミたいところと感想を少しだけ。

(以下、ネタバレを含みます)

 

◆ディスニー版との違い

・舞踏会で落とした靴はガラス製ではない

魔女は出てこないし、かぼちゃの馬車もないので、行きも帰りも自ら馬に乗って。

シンデレラはハシバミの実(Haselnüsse)を使って、3回願い事を叶えてもらうこと

になります。

※ハシバミはギリシャ神話で知恵の神ヘルメスが持つ枝の木であり、知恵の象徴です。

 

・継母の嫌がらせの定番は、豆

今でも缶詰などで売られている、エンドウ豆(Erbsen)やレンズ豆(Linsen)です。

豆を選り分ける作業をさせるシーンが何度か出てきますが、きっと昔から地味に

面倒な作業なんでしょうね。

(私も生豆から買ったことはありません)

 

       

       Linsen | EDEKA

 

 

・靴を履くのを頑なに拒否する義姉

王子は拾った靴の持ち主を探しますが、ダンスをした相手はなかなか見つからない。

継母は義姉に顔を隠させて、王子に探している人だと差出します。

王子は本人かどうか確かめるため、靴を履いてみるよう迫りますが、継母は確認する

必要などないと断ります。

なおもしつこく迫る王子から馬車で逃れようとして、継母と義姉は凍った川に落ちて

しまいます。王子が追いかけて助けようとしますが、シンデレラでないとわかると

怒って突き放してしまいます。

 

 

 

 

◆個人的な感想

・シンデレラが意外と気が強いけど、優しいところもある

乗馬やクロスボウも上手くて、王子たちの前で怯まない度胸もありながらも、

誤って食器を割ってしまった召使いが継母に叱られないよう、庇ってあげる思いやり

もあります。

ただ虐められて可哀そうな弱い女性像ではなく、クールで芯の強さが強調されている

気がします。

 

・使用人の衣装や農場の舞台セットが素朴で、現実味がある

シンデレラもくすんだ色の女中の服を着させられています。

 

シンデレラや継母たちが住んでいた農場の撮影は、チェコのシュヴィホフ城、

舞踏会の撮影はドレスデンのモーリッツブルグ城(Schloss Moritzburg

行われたようです。

モーリッツブルグ城の撮影スポットは、今ではプロポーズに人気の場所だとか。

 

         

           Cinderella | Barockschloss Moritzburg (schloss-moritzburg.de)

 

・乗馬シーンは本格的

ドレス姿の時は跨らずにちゃんと横乗り。

猟師に変装した時の乗馬シーンの方が、シンデレラの男勝りな感じが出てて好きです。

障害物も軽々跳び越えてて、かっこいいです。

 

・雪の積もった森でのシーン

雪の深さが尋常でない。まさにヨーロッパの雪山。

制作はチェコと西ドイツということで、ボヘミアの森で撮影されたようです。

ヨーロッパの冬を実経験してみると、美しいとかきれいとか感じる以上に相当

寒そうだなという印象。

 

・エンディングのシーン

王子とシンデレラがそれぞれ純白の衣装で白馬に乗って、

白銀の雪原を駆け抜けるという、真っ白な王道ハッピーエンド。

水平線に消えていく二人ももちろんですが、豊かな自然と雪景色もきれいです。

 

クリスマスに向けて、良かったら一度観てみてください♪

 

 

 

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何のためにドイツ語を学ぶのか

 

お題「人生を変えたと言える映画や本ってありますか? あればそのエピソード等教えてください」

 

渡独してから、日本に残してきた本の一冊がまた読みたくなりました。

 

米国での日常生活のささいな出来事や感じたことがとりとめもなく綴られていて、

海外生活に憧れがあった当時の自分には、とても新鮮に感じられたエッセイでした。

私にとっては、外国語を学ぶことに興味を持たせてくれた一冊です。

 

手に取ったときは、恥ずかしながら外国語の学習方法が書いてあると思って

いました(笑)

勉強のノウハウやテストの点数よりも大事なことは、外国語(本書では英語)を

学ぶ姿勢、現地の生活の中での心構えだよ、と教えてもらったような気がします。

 

 

語学学校でよく聞かれること

語学学校のクラスで、知り合ったばかりのクラスメイトと必ず出てくる話題が、

「何のためにドイツ語を学んでいるのか」ということ。

 

よくある答えとしては、

・ビザ申請のため(B1まで修了していることが必要)

・仕事で必要だから(ビザは取得済み or 問題ないけど、業務上必要になった)

・恋人またはパートナーがドイツ人(将来的には配偶者ビザも取りたい)

 

同じ学校で知り合った日本人グループに方々の中には、

子供の学校(幼稚園など)以外に出かける機会がないので、

とりあえず大人と交流できる場所に行きたい

と、ただコミュニティを求めて来られている方もいます。

 

私の場合はいくつか理由はありますが、そのうちの2つは

「(ビザに関係なく)生活に必要なドイツ語を習得する」ため

「次のキャリアにつなげる視野を拡げる」ため

 

そう答えると、

「そのためにわざわざお金を払ってまで学校に行く必要あるの?」

と言われることもしばしば。

確かに、Youtubeやドイツ語のウェブサイトでいくらでも自習できる学習材料が

たくさんあります。

やる気があって、効率的な学習方法を知っていれば、正直それで足りると思います。

 

 

それでも何故学校に通うのか?

・スピーキングは外国語上達の近道だと思うので、少しでも会話する機会を

多く持ちたい

⇒学校なら、正確なドイツ語に矯正してくれる先生がついてくれる。

タンデムパートナーを見つけるという方法もありますが、相手の相性や語学レベルに

よって左右されるので、安定して続けるまでが難しいかと。

ベルリン出身の学生さんと一時期タンデムパートナーでしたが、方言(?)のような

ものがあって、初心者の私には少し聞き取りが難しかったです。

 

・たくさんの人と触れ合うことで視野を広げたい

⇒様々な国籍の生徒が集まるので、休み時間はそれぞれの母国の話で盛り上がる。

日本のことについても外国語で話す機会もあるので、あらためて勉強になります。

日本に住んでいる間には出来ない貴重な経験だと思います。

 

・孤独な勉強はモチベーションの維持が難しい

⇒これ、一番大事です(笑)

具体的な目標設定(●月までにゲーテの試験を受ける等)も大切ですが、

スピーキングやリスニングって、数値で測るのが難しいですね。

 

デュッセルドルフはNRW州の州都で移民の受け入れも多い都市でもあるので、

カタコトなドイツ語で道端で話しかけても、たいていは真摯に耳を傾けてくれます。

 

ドイツの生活に馴染んで、ドイツ人のコミュニティに入っていくには、

やはり英語よりドイツ語が話せた方が有利だと日々感じます。

 

Vodafoneの店頭で携帯電話の契約手続きをするときに、

最初英語で話しかけたら塩対応だったのに、ドイツ語に切り替えたら顔色が

変わって対応が良くなった、ということもありました。

(あくまで個人的な経験です)

 

語学学習は本当に終わりがないので、物好きで延々と趣味として続けるのか、

ある程度の目標を定めて集中して取り組むかは、人それぞれですね。

 

 

 

「やがて哀しき外国語」は、村上春樹氏が1991年初頭から2年半にわたって

ニュージャージー州プリンストンに滞在された時のことなので、もう大分昔のこと。

 

海外に住むことって、想像するよりも日常的で、ほんとうにとりとめもない

ことばかり。

キラキラしているのはSNSだけとは言わないけれど、日常生活はいたって普通で

特別なことはあまりない。

むしろ外国語で役所手続きしたり、税金の計算したり、煩雑なこともたくさん。

そんな淡々と過ごしていく時間は、今も昔も変わらないのではないでしょうか。

 

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聞くことと話すこと

 

こんにちは、ibuです。

 
ドイツでの生活も6か月を過ぎるくらいから、ようやくドイツ語のリスニング力が上がってきたような気がしています。
 
来た当初はほとんどわからなかった駅でのアナウンスも聞き取れるようになり、
電車やバス内の乗客の会話も段々と理解できるようになりました。
 
 
電車で学校帰りの若い子が多いときは、
 
女子A(スマホを見せながら)「このピアス可愛くない??」
女子B「いいじゃん、かわいい!😍」
女子C「えー、白い方が良くない?」
 
みたいな会話が意識しなくても耳に入ってきて、女子トークは万国共通だなぁと思いました。
 
先日は、カフェで隣の席のお客さん(ご年配の女性)に
「あれは、あなたのお友達?」
と聞かれました。
 
示されたのは、近くの日本人マダムたち(おそらく駐妻さん)のテーブル席のほう。
日本語で楽しそうにおしゃべりしているのですが、声が高くて響きやすいせいか
狭いカフェの中では、やや目立っていました。
 
実際面識がなかったので、
「いいえ、知りません。残念ながら(leider)」
と答えたら、
「なら、いいわ。気にしないで」
と言ってくれましたが、どうやら耳障りに感じている様子。
勝手ながら、なんだか申し訳ない気持ちになってしまいました。
 
 
語学学校のクラスでも、「アジア人の声は高くてかわいらしいよね」
と言われることがよくあります。
外見的にも実年齢より若く見られがちなので、
言い換えれば、子供っぽいってこと?😓と勝手に解釈していますが、
大人の女性というと、低めのトーンで落ち着いて話すイメージなのは確かです。
 
 
逆に、あんまり低い渋い声で話しかけられても聞き取れなかったりするので、
Das Erste(ドイツの公共放送、日本でいうところのNHK)のニュースキャスター
のような話し方が、ドイツ語初心者としては聞き取りやすくて助かります🙏
 
 
   ヴェネツィアのカーニバルについてのニュース。来年は行ってみたい。
 
 
不思議なことに、外国にいてもやっぱり母国語が一番耳に入ってきやすいんですよね。
ロシア語がわかるという友人は、街で聞こえてくるロシア語(かそれに近いウクライナ語)は、意識しなくてもわかるそうです。
 
 
デュッセルドルフには日本食レストランや漫画関連のお店があるせいか、
日本語が話せる在住者も意外といるので、カフェやレストランで話す内容には
要注意です⚠️こっそりと近くで聞かれているかもしれません。
 
 
私は恥ずかしながらドイツ語のスピーキング力がまだまだなので、聞き取れる
ようになってもスマートに話せるようになるまでは、当分時間がかかりそうです💦
 
 
 

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教室でのある日の出来事

 
今日、とうとう語学学校の先生が授業中にキレました。
クラスメイトの一人に向かって、「もう我慢の限界だ!今すぐ教室から出ていけ!👹」と。
 
注意されたロシア人のクラスメイト🧑は、フレンドリーでいつも明るいムードメーカーだけれど、とにかくおしゃべり。
 
普段なら先生がやさしく諫めて授業が進行するのですが、今日だけは違った・・・🙀
 
「君はどうしてそんなにずっと喋り続けるんだ、少しは口を閉じられないのか!君のせいで授業が進まないんだぞ」
 
と怒涛のように言われ、彼の方もやってられるか!と逆ギレして教室を出ていってしまい、残された私たちは一同沈黙😨😨😨
その後粛々と授業は進み、気まずい空気のまま終了。
 
結局、授業の終わりまで彼が入り口で立って待っていて、
(珍しくしおらしくなって)先生に謝罪してくれたので
なんとか事なきを得ました。よかった🙌
 
 
語学学校のチョイスの問題かもしれないけれど、
クラスに一人はおしゃべりな人っていますよね💦
 
 
前のクラスで知り合ったスロベニア人🧔も授業中おしゃべりで
よく注意されていたし、
今回のロシア人も、他のクラスメイトの話を遮ってでも
横から口出ししてくる、正直面倒なタイプ😓
 
私も、授業の邪魔するなよ💢って思ったときは時々あったけど、
温厚そうな先生がこんなにキレるとは予想外でした。
 
 
後で彼に聞いたところ、先生に怒られたあと、学校を辞めると親に電話したら、
逆にあなたが悪いのだから謝ってきなさいとひどく叱られたそう。
まるで反抗期の中学生・・・・
 
それでも、今回の件の前から授業には不満が溜まってるから、
今期だけはとりあえず我慢するけど、来期は絶対に取らない!
はっきり言ってました。
 
私も今のドイツ人の先生は、授業の進め方や生徒との接し方が
あまりプロらしくないところがあるので、その点は同感。
他のクラスメイトも同じ意見で、事務局にクレーム言ってくると
言っていた人もいました。
 
果たして、先生との相性が悪いのか、学校との相性が悪いのか?😅
 
少なくとも、クラスメイトとはスムーズに仲良くなれたのが幸い✨
休むことがあっても、宿題の箇所を連絡しあったり、休み時間に
それぞれの母国の話を聞いたり、今のところ楽しい時間を過ごせています。
 
いずれにせよ、ゲーテの試験を受けることが直近の目標なので、
しがみついてでも頑張らないと📚🖋️

 

 

 

 

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流行語大賞 2022とgoblin mode

年末年始の騒がしい花火のあとは、一転して静かで穏やかな日常に戻り、通りにはセールを狙って買い物している人が増えてきました。

 

日本のニュースやテレビ番組を観なくなってしまい、日本国内の流行にすっかり疎くなってしまいました💦

 

(今さらながらですが)2022年12月に発表された、ユーキャン新語・流行語大賞は、「村神様」だそう。

 

他にも、「キーウ」「きつねダンス」「国葬儀」「宗教2世」「知らんけど」「悪い円安」など。

「現代用語の基礎知識」選 ユーキャン 新語・流行語大賞 (jiyu.co.jp)

 

また、国語辞典などで有名な三省堂書店が発表している「今年の新語」は以下のとおり。

 

三省堂 辞書を編む人が選ぶ「今年の新語2022」 (sanseido-publ.co.jp)

 

             

 

 

「タイパ」(タイムパフォーマンス)が大賞ということで、

限られた時間をより効率的に使いたいという意識が表れているような気がしますね。

 

職場で後輩とネットフリックスのドラマの話題で盛り上がることもしばしばあるのですが、「倍速で観ている」「流し観てストーリーだけ追っている」という話もよく聞きました。

友人が韓流好きなので、話題についていくために、おおよその筋書きだけ見ておくのだとか。

 

スポーツでいうと、実況中継を観ないでハイライト特集で満足する、といったところでしょうか。

 

それだと「この場面のあのセリフがよかったよね」みたいに内容に深く共感できないような気がしますが、本当に好きなものだけは通常モードで、繰り返し観ているようです。

 

 

一方で、イギリスのオックスフォード英語辞典が選んだ2022年の流行語は

「ゴブリン・モード」(Goblin mode)

 

 ‘Goblin mode’: new Oxford word of the year speaks to the times | Language | The Guardian

 

今年の単語は「ゴブリン・モード」 初の一般投票で=オックスフォード英語辞典 - BBCニュース

 

「恥ずかしげもなく自分勝手で、怠惰で、ずぼらで、貪欲な行動」を指すスラングだそう。

 

「ゴブリン」ってワード自体、指輪物語などのファンタジー小説でしか見かけたことなかったので、こういうスラングがあること自体、知りませんでした😅

自分を甘やかすという意味ではCheat dayに近いかな?と思いますが、もっと怠惰で悪いことというニュアンスが含まれているようです。

 

BBCのニュース記事で、

 

"It's a relief to acknowledge that we're not always the idealized, curated selves that we're encouraged to present on our Instagram and TikTok feeds.”

Oxford word of the year 2022 revealed as 'goblin mode' - BBC News

 

とありますが、確かに、インスタグラムやTik Tok上のいわゆる「キラキラした」投稿やストーリーをよく見かけます。

 

普段見ている分には楽しいですが、特に自分のメンタルが落ち込んでいるときにはかえって悪影響なので、私はあえて見ないようにしています✋

 

特に駐妻さんのSNSアカウントは、世界中を旅行したり、お洒落なカフェでランチしていたり、とにかくキラキラ&リア充感のある投稿が多いです。

日本にいた時は、コロナ禍で旅行にほとんど行けていなかったので、映える投稿を見ては「羨ましいな~」と思って眺めていました。

 

でも、それもきっとあくまで生活の一部分。

SNS上の断片的な情報だけで、見せていない部分では家事や子育て、ほかにも色々な壁(とくに言葉の面)に奮闘したりしていたのだろうな、と思えるようになりました。

 

個人的には、インスタグラムの「現実を生きるリカちゃん」(@licca_real)が好きです。

 

      

 

一人暮らしのOLさんの生活が絶妙に再現されていて、なかなかにシュールです👏

 

       

これこそ、in goblin modeですね😆

 

自分の怠惰な部分も受け入れつつ、メリハリをつけて目標に向かって一歩ずつ前進していかないとですね✨

 

 

 

 

 

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Heilige Drei Könige:東方の三賢人

 
ドイツに来て初めてカレンダーを新調しました。
今日の部分が赤字になっていたので「お、祝日だ✨」と喜んだのもつかの間、よくよく確認したら、NRW州(ノルトライン=ヴェストファーレン州)は対象ではありませんでした。
 
州ごとに祝日が異なると、こういう時に不便ですね😂
 
学校の休暇なども州ごとに少しずつ違うので、書店などで売られている手帳には、必ずSchulferienの予定が一覧表になっています。
私が購入した手帳には、スイスとオーストリアの学校の休暇予定一覧もありました。
 
       
 
さて、今日は何の祝日だったかと言うと、
Heilige Drei Könige(東方の三聖王)の日
 
「東方の三博士」「東方の三賢者」と言われたりもします。
 
新約聖書に登場する人物で、イエス・キリストが誕生した時にベツレヘムの星に導かれてイエスのもとにやってきた人たちで、占星術の学者たちとされています。
三聖王は聖母マリアの元に生まれたイエスを拝み、三つの贈り物(乳香、没薬、黄金)を捧げたとされています。
 
贈り物の数から人数は3人と推定されてはいるものの、聖書には具体的な記載がないので、詳細は不明。
 

キリスト教圏でクリスマスの季節になると、イエス・キリストが生誕したときの様子を再現した馬小屋の模型が飾られています。

ドイツ各所のクリスマスマーケットでも、たくさん見かけました🏰🎄

聖母マリアがイエス・キリストを抱きかかえている姿が一般的ですが、贈り物を携えた三聖王の人形が飾られていることも多いです。

 

この博士、賢者と訳されている言葉「magoi」(複数形)がラテン語化した言葉がmagiで、英語のmagicの由来でもあります💫

 

最近の授業では、先生が「これは英語由来で~」「ラテン語から派生して~」といった由来を丁寧に説明してくれるので、文法と宿題の多さに疲れた自分としては、飽きずに面白く聞けて楽しいです。

 

ヨーロッパの地名もラテン語や他言語を起源としたものもあるので、言葉の由来をちゃんと知ってから旅行に行くとさらに楽しみが増えそうですね😊

 

ところで、デュッセルドルフでは祝日ではないので、いつもどおりの通常運転ですが、祝日になっている州では何かお祝いをするのでしょうか?

 

 

 

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