渡独してから語学学校を探すまでの間、新生活に慣れるまでの慌ただしさもあり、ドイツ語学習はもっぱらアプリ中心でした。
主に使用していたのが、こちら⬇️⬇️
①Duolingo
言わずと知れた、人気№1の語学アプリ。世界中の言語を簡単に学習できます。
英語をこのアプリで学習している方も多いのかな、と思います。
一部有料プランがありますが、基本的には無料🆓
ドイツ語の場合は、日本語対応していないので英語のみです。
英語も中学~高校英語くらいのレベルなので、そこまで難しくありません。
英語と対比して勉強するのにも役立ちます。
数か月前にアプリの大幅アップデートがあり、現在の仕様とは違うので参考にならないかもしれませんが💦一応備忘として記録しておきます。
(アップデート前)
・当時プレイしていたときは、Unit1~6まで
・メインの学習は主に、①簡単な単語を聞いて選択肢から選ぶ、②簡単なスピーキング(ただしスキップも可能)、③英語の文章をドイツ語に置き換える(単語は羅列してあり並び替え)、④③の逆バージョン
特にドイツ語は、語順に一定のルールがあり、単語が正しくても並び替えた順番が間違っていれば不正解になります。
これが一番難しかったな・・・
・Unitごとにテーマが決まっていて、クリア後も繰り返し進めることができるので、繰り返し復習するのにも良かった。
・重要な単語やフレーズは繰り返し出てくるので、定着しやすい。例文でそのまま使えるフレーズはメモしておくと便利。
・各Unit の最後にChallenge Pointがあり、Unit内の項目をすべてクリアしなくてもChallenge Pointをクリアすることでスキップすることができます。
ただし、ミスできるのは3回まで。しかもヒアリングした単語を手入力する場面も出てくるので、難易度が上がります。
・ストーリー(物語仕立ての会話を聞いて学習)は、メイン学習とは別立て。メインの学習が進むほど視聴できるストーリーが増えていきます。プロフィールを登録すると全て視聴できます。
・各Unitごとに解説ページ(Tips)があり、文法についての要点や注意点を確認できます。ただし、あまり詳しくは書かれておらず、しっかり文法を理解したい人は参考書をきちんと読んだ方が良いかも。
最後のUnit6までクリアしたときは、こんな画面に✨
Duoくん(写真中央の緑色のフクロウ🦉、Duolingoのメインキャラクター)が可愛かった😆💕
(アップデート後の感想)
・メインの学習Unitと、今まで任意だったストーリーが一体化。一つずつしか進められなくなりました。
・今後はプロフィール登録も必須のようです。
※プロフィールを登録しても、従前どおり無料でプレイできます。
・項目ごとのタイトルもなくなり、どんなテーマをやったのかが一目でわからなくなって、クリア後の復習が出来なくなりました。
・最後までクリアできたと思っていたのに、アップデート後に再度ログインしたら。さらに学習ポイントが増えていました。(これはもしかしたら、何かのバグかも)
とりあえずRPGみたいに一気にクリアしたい人にはモチベーション上がるかも?
「Duolingo-英語/韓国語などのリスニングや英単語の練習」をApp Storeで (apple.com)
②Nicos Weg
DEUTSCH LERNEN NEU | DW Deutsch Lernen
DW (Deutsche Welle) が提供しているドイツ語学習者向けのコンテンツ。
A1、A2、 B1 (ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)に基づいたレベル(※))の3つのシリーズ作品になっています。
ただ語学として学ぶだけではなくて、ドイツの文化(WGや職業訓練)や難民問題、ジェンダーなど現代の社会問題まで扱っているので、とてもクオリティが高いです。
スペイン人の主人公Nicoが、初めてドイツを訪れ、様々な人との出会いや経験をして新しい人生を切り開いていくストーリー。
話が進むごとに段々とレベルが上がっていくので、初心者でも飽きずに楽しみながら勉強できます。
レベル毎に学習ページが用意されており、各単元ごとに単語リストや解説ページ、練習問題(選択式が多め、リスニングと単語の入力も一部あり)もあります。
ちなみに、Deutsche Welleが提供しているドイツ語のニュース記事は、それぞれヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)に基づいたレベル(※)表記がされているので、自分のドイツ語のレベルにあった記事を選んで読むことができます。
※ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)とは
ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)は、欧州評議会によって策定された参照指標で、ヨーロッパにおける言語習得、言語の応用、学生の言語能力の透明性と比較可能性を確保するために設けられたもの。
6段階の能力レベルが策定され、カリキュラムのガイドライン、学習教材、資格の基礎であるだけでなく、ヨーロッパにおける国境を越えた就学や就労の際の参照指標としても使われています。
(CEFRの各レベル)
A: ベーシックユーザー
B: 自立したユーザー
C: 熟練したユーザー
日本の公益財団法人ドイツ語学文学振興会で実施されているドイツ語技能検定のレベルと比較するとイメージしやすいと思います。
各級のレベルと内容 | 独検について | ドイツ語技能検定試験 Diplom Deutsch in Japan (dokken.or.jp)
(公益財団法人ドイツ語学文学振興会の独検HPよりお借りしました。)
③Easy German
Podcastで移動中のリスニングに使用していました。YouTubeでも視聴できます。
最近はシャドーイングにも良いよ、と語学学校の先生に言われたので、毎日少しずつ実践しています。
Easy Germanは、2005年にミュンスターの高校生グループが、当時ドイツ語を学んでいたベトナムからの留学生への個人的なプレゼントとしてビデオを制作したのが始まり。(ビデオのイントロでサイモンが「ThyとTrang」と挨拶しています)
1年後、YouTubeにビデオをアップロードしたことをきっかけに広く知られるようになり、今では1億8000万回以上視聴されています。
日常生活で使えるフレーズがたくさん出てくるので、ドイツ語の音に慣れるのにもおすすめです!😊
そしてインタビューの回答やトークが時々ユーモアたっぷりで、聴くのが楽しくなります。
~まとめ~
それぞれ使ってみた感想としては、目的に合わせて使い分ける方法が効果的だと思いました。
・とりあえず、ドイツ語に触れてみたい → ①Duolingoの無料プラン
・ドイツ語の音に慣れたい、生きた会話に触れてみたい → ③Easy German
・時間はないけど少しずつドイツ語を学びたい、堅苦しい文法は飽きっぽくて続かない → ①Duolingo、②Nicos Weg
学校の授業や仕事の合間に勉強するとなると、なおさらアプリの方が便利で続けやすいと思います。
他にもおすすめの学習アプリ、学習方法があれば、ぜひぜひ教えてください🙏
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