Heilige Drei Könige:東方の三賢人

 
ドイツに来て初めてカレンダーを新調しました。
今日の部分が赤字になっていたので「お、祝日だ✨」と喜んだのもつかの間、よくよく確認したら、NRW州(ノルトライン=ヴェストファーレン州)は対象ではありませんでした。
 
州ごとに祝日が異なると、こういう時に不便ですね😂
 
学校の休暇なども州ごとに少しずつ違うので、書店などで売られている手帳には、必ずSchulferienの予定が一覧表になっています。
私が購入した手帳には、スイスとオーストリアの学校の休暇予定一覧もありました。
 
       
 
さて、今日は何の祝日だったかと言うと、
Heilige Drei Könige(東方の三聖王)の日
 
「東方の三博士」「東方の三賢者」と言われたりもします。
 
新約聖書に登場する人物で、イエス・キリストが誕生した時にベツレヘムの星に導かれてイエスのもとにやってきた人たちで、占星術の学者たちとされています。
三聖王は聖母マリアの元に生まれたイエスを拝み、三つの贈り物(乳香、没薬、黄金)を捧げたとされています。
 
贈り物の数から人数は3人と推定されてはいるものの、聖書には具体的な記載がないので、詳細は不明。
 

キリスト教圏でクリスマスの季節になると、イエス・キリストが生誕したときの様子を再現した馬小屋の模型が飾られています。

ドイツ各所のクリスマスマーケットでも、たくさん見かけました🏰🎄

聖母マリアがイエス・キリストを抱きかかえている姿が一般的ですが、贈り物を携えた三聖王の人形が飾られていることも多いです。

 

この博士、賢者と訳されている言葉「magoi」(複数形)がラテン語化した言葉がmagiで、英語のmagicの由来でもあります💫

 

最近の授業では、先生が「これは英語由来で~」「ラテン語から派生して~」といった由来を丁寧に説明してくれるので、文法と宿題の多さに疲れた自分としては、飽きずに面白く聞けて楽しいです。

 

ヨーロッパの地名もラテン語や他言語を起源としたものもあるので、言葉の由来をちゃんと知ってから旅行に行くとさらに楽しみが増えそうですね😊

 

ところで、デュッセルドルフでは祝日ではないので、いつもどおりの通常運転ですが、祝日になっている州では何かお祝いをするのでしょうか?

 

 

 

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