流行語大賞 2022とgoblin mode

年末年始の騒がしい花火のあとは、一転して静かで穏やかな日常に戻り、通りにはセールを狙って買い物している人が増えてきました。

 

日本のニュースやテレビ番組を観なくなってしまい、日本国内の流行にすっかり疎くなってしまいました💦

 

(今さらながらですが)2022年12月に発表された、ユーキャン新語・流行語大賞は、「村神様」だそう。

 

他にも、「キーウ」「きつねダンス」「国葬儀」「宗教2世」「知らんけど」「悪い円安」など。

「現代用語の基礎知識」選 ユーキャン 新語・流行語大賞 (jiyu.co.jp)

 

また、国語辞典などで有名な三省堂書店が発表している「今年の新語」は以下のとおり。

 

三省堂 辞書を編む人が選ぶ「今年の新語2022」 (sanseido-publ.co.jp)

 

             

 

 

「タイパ」(タイムパフォーマンス)が大賞ということで、

限られた時間をより効率的に使いたいという意識が表れているような気がしますね。

 

職場で後輩とネットフリックスのドラマの話題で盛り上がることもしばしばあるのですが、「倍速で観ている」「流し観てストーリーだけ追っている」という話もよく聞きました。

友人が韓流好きなので、話題についていくために、おおよその筋書きだけ見ておくのだとか。

 

スポーツでいうと、実況中継を観ないでハイライト特集で満足する、といったところでしょうか。

 

それだと「この場面のあのセリフがよかったよね」みたいに内容に深く共感できないような気がしますが、本当に好きなものだけは通常モードで、繰り返し観ているようです。

 

 

一方で、イギリスのオックスフォード英語辞典が選んだ2022年の流行語は

「ゴブリン・モード」(Goblin mode)

 

 ‘Goblin mode’: new Oxford word of the year speaks to the times | Language | The Guardian

 

今年の単語は「ゴブリン・モード」 初の一般投票で=オックスフォード英語辞典 - BBCニュース

 

「恥ずかしげもなく自分勝手で、怠惰で、ずぼらで、貪欲な行動」を指すスラングだそう。

 

「ゴブリン」ってワード自体、指輪物語などのファンタジー小説でしか見かけたことなかったので、こういうスラングがあること自体、知りませんでした😅

自分を甘やかすという意味ではCheat dayに近いかな?と思いますが、もっと怠惰で悪いことというニュアンスが含まれているようです。

 

BBCのニュース記事で、

 

"It's a relief to acknowledge that we're not always the idealized, curated selves that we're encouraged to present on our Instagram and TikTok feeds.”

Oxford word of the year 2022 revealed as 'goblin mode' - BBC News

 

とありますが、確かに、インスタグラムやTik Tok上のいわゆる「キラキラした」投稿やストーリーをよく見かけます。

 

普段見ている分には楽しいですが、特に自分のメンタルが落ち込んでいるときにはかえって悪影響なので、私はあえて見ないようにしています✋

 

特に駐妻さんのSNSアカウントは、世界中を旅行したり、お洒落なカフェでランチしていたり、とにかくキラキラ&リア充感のある投稿が多いです。

日本にいた時は、コロナ禍で旅行にほとんど行けていなかったので、映える投稿を見ては「羨ましいな~」と思って眺めていました。

 

でも、それもきっとあくまで生活の一部分。

SNS上の断片的な情報だけで、見せていない部分では家事や子育て、ほかにも色々な壁(とくに言葉の面)に奮闘したりしていたのだろうな、と思えるようになりました。

 

個人的には、インスタグラムの「現実を生きるリカちゃん」(@licca_real)が好きです。

 

      

 

一人暮らしのOLさんの生活が絶妙に再現されていて、なかなかにシュールです👏

 

       

これこそ、in goblin modeですね😆

 

自分の怠惰な部分も受け入れつつ、メリハリをつけて目標に向かって一歩ずつ前進していかないとですね✨

 

 

 

 

 

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