シュパーゲルと苺の終わり

 

6月も終盤になり、夏が近づいてきました。

ドイツの夏も年々気温が上がって、暑がりな私にとっては日本のエアコンが

懐かしいです。笑

 

さて、先日6月24日は聖ヨハネの日。

実はこの日は、ドイツ人にとっては愛してやまない、

Spargel(シュパーゲル、白アスパラガス)の収穫の終わりを告げる日でもあります。

 

Kirshen rot, Spargel tod.

「サクランボが赤くなると、シュパーゲルは終わり」

とドイツでは言われています。

 

4月頃から収穫、出荷が始まり、5月にはスーパーの店頭にたくさんのシュパーゲル

が並んでいました。

基本的な食べ方は塩茹でのようですが、私が試したレシピは主に3通り。

 

・少量の塩を入れて茹でて、オランデーズソースを添える

 茹でるときに剥いた皮を入れて茹でると、旨味がしっかり出ます。

 (他にも、少量の砂糖を入れて茹でる、というレシピもありました。)

 

・チーズなどと併せてグラタンに入れる

 塩味の強いベーコンなども入れるとアクセントになります。

 

茹で汁とともに、リゾットにする

 ハードチーズを削ってたくさん入れても美味しいです。

 上述のとおり、剥いた皮入りの茹で汁が、味の決め手です。

 

シュパーゲルに添えるオランデーズソースも、紙パック状や粉末(水で溶かす

タイプ)など種類が豊富なので、ソース作りにも困りません。

 

なんと、シュパーゲルを茹でるための専用鍋(Spargeltopf)まで売られています。

ここまでこだわるほど愛好家がいるってことですね。

 

                   

                              (引用元:WMF Spargeltopf mit Drahteinsatz Ø 16 cm

 

我が家で試したレシピの中では、塩茹でが一番美味しかったです。

日本で白アスパラガスをあまり食べることはなかったのですが、ドイツの

シュパーゲルは太さ、大きさも立派ですが、甘みもあってみずみずしいです。

 

ドイツに来たら、ぜひ一度は食べてほしい一品です!

 

茹でたてのシュパーゲルにオランデーズソース+ハムを巻いて食べるのが

伝統的な食べ方。もちろん、サイドには茹でたジャガイモを添えて。

 

個人的には、塩、胡椒にマスタードを少し添えて食べるのもおすすめです。

 

                           

 

また同じく🍓も同時期に旬を迎えるため、いちご狩りもアクティビティとして

人気です。

 

24日を過ぎた今は、さくらんぼ🍒が旬を迎えます。

これからも旬の食べ物をしっかり楽しみたいと思います。

 

 

 

 

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